【6/8〜12/1開催】フィリップ・パレーノ:この場所、あの空
展示風景:パーク・アヴェニュー・アーモリー、ニューヨーク、2015年
Exhibition view: Park Avenue Armory, New York, 2015
Courtesy the artist and Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul
Photo © Andrea Rossetti
現代のフランス美術を代表するフィリップ・パレーノは、今日最も注目されるアーティストの一人です。
映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど作品は多岐にわたりますが、
その意識は常に、現実/フィクショ ン/仮想の境界、あるいは実物と人工物との間に生じる乖離、
その奇妙なずれへと向けられています。
また、芸術や「作者性」の概念にも疑問を投げかけ、数多くのアーティスト、建築家、音楽家と共同で作品を生みだしてきました。
国内最大規模の個展となるポーラ美術館での展覧会では、
作家の代表作である映像作品《マリリン》(2012年)※をはじめ、
初期作品から初公開のインスタレーションまで、作家の幅広い実践を多面的にご紹介いたします。
※新収蔵作品
フィリップ・パレーノ/ Philippe Parreno
1964年、オラン(アルジェリア)生まれ。パリ在住。
1980年代末以降、映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど多岐にわたる作品を制作。
先進的なテクノロジーを積極的に採り入れながら、さまざまなアーティスト、建築家、音楽家との協働を行っている。
映画『ジダン 神が愛した男』(ダグラ ス・ゴードンとの共同監督、2006年)や、
日本のアニメ・キャラクター「アン・ リー」の作品などでも知られる。
近年の主な個展に、「VOICES」リウム美術館(ソウル、2024年)、
「Echo2: a Carte Blanche to Philippe Parreno」ブルス・ドゥ・コメルス(パリ、2022年)、
「Echo」ニューヨーク近代美術館(2019年)、「Anywhen」テート・モダン(ロ ンドン、2016年)、
「Anywhere, Anywhere Out of the World」パレ・ド・トー キョー(パリ、2013年)、
「8 juin 1968 ‒ 7 septembre 2009」ポンピドゥー・ センター(パリ、2009年)など。
-開催概要-
フィリップ・パレーノ:この場所、あの空 Philippe Parreno: Places and Spaces
-会期-
2024年 6月8日 (土) ~ 12月1日 (日) 会期中無休
-会場-
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
ポーラ美術館 展示室 1、2、5、屋外
-主催-
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
-協力-
株式会社イースタンサウンドファクトリー、ヤマハ株式会社
株式会社ヤマハミュージックジャパン、エスター・シッパー
-後援-
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
-企画-
鈴木幸太(ポーラ美術館主任学芸員)
近藤萌絵(ポーラ美術館学芸員)
この展覧会にはBWVシリーズのスピーカーが使用されています。
スピーカーに関する詳細は以下弊社BWVホームページよりご確認ください。
この展示会の詳細については、以下ポーラ美術館様公式ホームページをご確認ください。